2013-08-19

アジア一の親日国 インドネシア!!

8月上旬のインドネシア長期休暇レバラン(日本で言う お盆+正月 みたいな休み)の
トラフィック減少を分析してアップしようとしたのですが、思ったより落ちてないのでお題を変えることにしました。


今日は、いつも仕事をさせてもらっているインドネシアと言う国に関して。


このまえの土曜日はインドネシアの独立記念日。68歳になりました。
Google TOPもこの通り独立記念祝いのデザイン。



まずは、インドネシアの基本的な情報から。



人口 2.4億人(世界第4位)、うちジャカルタ近郊に 2,800万人。すごい人数です。
ちなみに、東京の人口は1,300万人、お近くの国マレーシアの人口は2,700万人。

宗教は9割弱がイスラム教、観光で有名なバリはヒンズー教です。
毎朝コーランがスピーカーで大音量で流れて一日が始まります。

GDP・経済成長率・物価上昇率はグラフの通りです。
日本だと物価上昇は意識したことなかったですが、この国だと体感することが多いです。

最近身近なもので物価が上がって覚えているものは、、、

・ExpressとTaxikuのタクシー 初乗りが Rp.5,000 ⇒ Rp.6,000 (20%上昇)
・FamillyMartのドーナツが Rp.5,000 ⇒ Rp.6,000 (20%上昇)
・吉野家でいつも頼んでいたセットが Rp.55,000 ⇒ Rp.60,000 (10%弱上昇)
・ スタバのエスプレッソが Rp.18,000 ⇒ Rp.20,000 (10%強上昇)

タクシー初乗り Rp.6,000 は60円くらいなので、日本に比べれば1/10以下ですが(笑)





次は未来の話。 

 

 



現在、GDP世界16位(IMF)のインドネシアですが、現大統領が2025年までに世界10位以内に入るとマスタープランに入れています。


生活している限り、今後10年強で世界10位まで上がるとは想像しがたいです。。。
首都ジャカルタの中心地でさえ、大通りを一本入れば歩くの怖いような場所も数多くあります。

道路インフラが整っていないため常に大渋滞、電車は長距離用で市内移動に使えない、洪水があるから地下鉄を作れない、、、などなど、解決しなければいけない課題はたくさんあります。




GSの予測では、2040年に中間所得層がピークになるとのこと。激増予測ですね。

地域別のA Class分布を見ると、77%がジャカルタ、7%がスラバヤです。2地域を抑えれば84%がカバーできるので、広いインドネシアと言えどマーケット対象はある程度限られます。

ざーっとインドネシアの説明をしてきました。


そんなインドネシアは実はとても親日な国です!!


各国の親日指数のランキングでインドネシアはTOPレベル!(ソースはBBC WORLD)





インドネシアで販売された車の95%以上は日本車バイクにいたっては99%が日本製のようです。
(コーランが鳴るスピーカーも日本メーカーがトップシェアだとか)


理由はいくつか考えられますが、

  • 日本のODA先はインドネシアが最大。それを毎年継続している。
  • 日本が最大の輸出国。すなわち最大の外貨獲得先。
  • 同じアジアの島国でありながら、GDPが世界3位の経済大国として尊敬している。
  • 高い技術力でインドネシアの工業製品をけん引している。
  • 第2次世界大戦後、残留日本兵がインドネシア独立のためにインドネシア人と一緒にオランダ軍と戦った。

などがあげられます。

今までたくさんのローカル企業にアポ行きましたが、
日本人だからと言ってマイナスな印象をもたれたことは一度もありません。

戦後間もないころから日本の 商社・メーカー・銀行 がインドネシアに進出し、
インドネシアに多大なる貢献をしたから、現在の親日感情があるのだと思います。
感謝感謝です。



インドネシアで2年弱仕事していて思うことは、
インドネシアを受け入れ・好きになることが一番大切ではないかと。

想定外のトラブルも多々起こるけど(むしろトラブルがない日はないくらいw)、
日本式をすべて押しつけるわけではなく、彼らの意見を尊重し、そこにアドバイスする程度でいいかもしれません。


インドネシアスタッフの成長あっての企業成長。日本人だけでは何もできないので。


インドネシアという他国で働かせてもらっている身として、常に感謝の意を忘れずに仕事に励みます。


受注祝いでケンタッキーランチ(2013/8/19) 


ジャカルタの先輩が教えてくれたインドネシア人の行動紹介ビデオ(笑)


次回はネットのこと書きます!

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